さくらさくら

出逢ってわかれて
わかれて出逢って
そんなこと繰り返し
いつまでも繰り返し

立ち去っていく影たちは
上書きするほど濃くなっていく
その暗色が記憶まで
塗りつぶしはしなくても

視界をさえぎるように
重なっていく薄桃色
わたしごと覆い隠して
光も影もないぐらいに

嘘のように白い空まで
溶け出していく雲は春
風に舞うさくらさくら
散り方をわたしに教えてよ