それだけが難しい

どんなにのみこんだって辛い
慣れるってどうやるんだよ
慣れてどうするんだよ
喉につかえた言葉はどこへ行くんだ
ただ胸の内にたまって
苦しくなるだけじゃないか

こらえたって平気なふりしたって
あふれてくるのはいつも同じ
慣れたと思ってもきっといつも苦しい
息をするのも億劫で
うまく言葉が吐き出せない

諦めきれない世界に生きていて
言葉以上のなにかを探している
さわれるものじゃなく
さわれないものがほしいのに
そのかわりを求められても
差し出せるのは私の命しかなくて

それでどうしろと言うんだよ
別に死にたいわけじゃない
苦しみにばかり慣れたくないだけだ
そうやってただ
生きていたいだけだ