パラダイスロスト

神さまの死んだ世界で
楽園から追放されたまま
これ以上ないくらい
自由の罰にひたりきる

前後不覚で行こうどこへでも
わたしはわたしをわたしだと
知ることも信じることも
しないつもり

おぼつかない足取りで
刻んでいくリズム
ここがどこか知らなくても
それが当たり前

なにをじゆうと呼んで
なにをしあわせと呼べるのか
問うことも疑うことさえも
やめてしまえたらいい

そんなふうにはだれも
作られていないとしても、

まつげにふれる雨と
ほほを包みこむ空気
これだけで果たして
満たされることはあるのかと