ひらひらとゆれる
蝶々の手のひら
また明日の儚い約束
薄桃色が薫る

風が吹く、いたい
花は散りあるいは舞う
雲が行く、いたい
その影に馳せるうしろ姿を

追いかけても追いかけても
追いつくということはなく
届けば消えるだけの夢
失わずにすむものもない

記憶が糸ならば
記憶が糸ならば
たぐり寄せることなどしないで
断ち切って風と遊ばせる

花にもならぬがそのように
望むままに生きて君よ
もっともっと傷ついていつか
思い思いの場所で散れ