永遠性欠如

肺がからっぽでないと
生きられないように
心が幸福で満たされることは
死ぬことと変わらない

からっぽだから満たそうとする
むなしいから何かを求める
だから満たされてはいけない
けして満たされては

なにもないということが
ただ広がっているような空
なにもなくてもなにかがかなしくて
思い出す誰かの背中に黄昏

いつでも今日という日々に
永遠に来ない明日を待って
何度もこころをこがす、こがれる
その連なりが永遠に見える

いつまでこのまま
いつまでもこのまま
いつまででもこのまま
そんな毎日に僕らは選ばれていた