流れる時間と涙

かなしいことがあった
泣くつもりなんてなかった
でもそんなつもりいつもないのに
涙はあふれて止まらない

君の温度さえあれば
このかなしみを救えるのに
涙に濡れた手で君に触れるのは怖い
よけい傷つけられたら困るんだ

どうして自分では救えないんだろう
自分のかなしみぐらい
まるで落ちていくために存在してるみたいに
かなしみはいつだって死にたがっている

どうしてかなしみには終わりがなくて
どうして涙は流れ落ちていくの

それは時間が止まらないからだと
僕はわかったふりばかりして
目の前にあるしあわせにすら
怖くて手をのばせずにいる