追悼

生きるという約束をした覚えなどないのに
どうして生きねばならぬと私は思うのだろう

未来は想像だけで重たい
からだも重たい
それらに反比例して
心だけはなぜか軽くなって
とんでいく先にあるのは空
いつか見た空

17歳の私はこう書いた
 はなして心を
 体などいらないから!

感嘆符をつけてまで叫べなくなったのは
捨てなくなくてもいつか
捨てなくてはならない時が来るため

そのためによけいに重たくなる皮肉
その重さでもって崖からとべば
走るよりもずっと
おちていく はやく