あふれだす四人
ながれだす三人
おちていく二人
はじけてく一人

いくら涙を積み上げても
あなたに届く日など来ない
みんなこの地面の上を
這いつくばるだけの存在

降る雨の真下で
雨の気配と混じり合う
街角に立ちつくして
わたしはただうたれている

あなたの涙を吸って
すっかり重たくなった服を
脱ぎ捨てることはしない
わたしは罪深い人間だから

あなたに知ってほしいのは
あなたの捨てたかなしみが
ほほにあたって痛いこと

とめどなくてもとめて
あなたまで悲しむ必要は
どこにもひとつも
ないはずでしょう