0と1のあいだ

この場所は果たして
開かれているのか
わたしはあなたと
繋がっているのか

0と1だけの世界に揺れる
あてどない記号の群れ
発光するディスプレイに
存在しない影を追う

言葉がかりそめに
わたしを主張しても
目の前に映し出される
あなたもただの黒い点

わたしは誰でもなく
あなたも誰でもなく
その間を漂う言葉も
また誰のものでもなく

0と1のあいだを
埋めつくそうとして
生まれてきた

どこからやって来るのか
わからない距離から伝う
整列した記号の羅列に
愛を感じたら
おしまいだ